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「スポーツ・フォー・オール」の理念を共有する国際機関や日本国外の組織との連携、国際会議での研究成果の発表などを行います。また、諸外国のスポーツ政策の比較、研究、情報収集に積極的に取り組んでいます。

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最新【青少年のスポーツ観戦率】直接観戦 1位「プロ野球」2位「高校野球」3位「Jリーグ」

 笹川スポーツ財団では、2025年6月から7月にかけて「子ども・青少年のスポーツライフ・データ(4~21歳のスポーツライフに関する調査)」を実施しました。過去1年間に体育館・スタジアム等へ足を運んで直接スポーツを観戦した12~21歳の青少年は全体の33.6%と、2023年調査の29.6%より4.0ポイント増加しました。テレビやスマートフォンなどでスポーツの試合を観戦した者は全体の65.9%と、2023年調査の71.7%より5.8ポイント減少しました。

1. 直接スポーツ観戦率の年次推移(2010~2025年):全体・性別

 直接スポーツ観戦率は、全体の33.6%であった。観戦率は調査開始時の2010年46.1%から2019年37.2%にかけて8.9ポイント減少し、2019年から2021年にかけては新型コロナウイルス感染拡大に伴う直接観戦の機会減少により、18.8ポイントと大幅に減少した。その後2023年は29.6%、2025年にはさらに4.0ポイント増加して33.6%と回復の傾向がみられ、新型コロナウイルスの感染が拡大した2021年以降でははじめて30%を上回った。性別にみると、男女ともに全体の推移と同様に男子は5.7ポイント増加して38.7%、女子は2.5ポイント増加して28.6%となった。直接観戦率は、調査開始以降一貫して男子のほうが高い。

2.テレビやスマートフォンなどのメディアによるスポーツ観戦率の年次推移(2013~2025年):全体・性別

 テレビやスマートフォンなどのメディアによるスポーツ観戦率は、調査開始時の2013年87.9%から22.0ポイント減少し、2025年65.9%となった。性別にみると、直接観戦率と同様に、メディアによるスポーツ観戦率も男子がより高く、2025年は男子72.8%、女子59.1%と13.7ポイントの差がみられた。2023年と比較すると、男子は4.9ポイント、女子は6.5ポイントそれぞれ減少した。調査開始から2021年まで減少傾向が続き2023年は一時的に増加したが、再び減少に転じた。

3.直接観戦したスポーツ:全体・性別

表1 直接観戦したスポーツ:全体・性別(複数回答)

(%)

順位 種目 2025
全体 男子 女子
1 プロ野球 (NPB) 11.3 15.3 7.3
2 高校野球 7.4 8.9 5.9
3 Jリーグ (J1、J2、J3) 4.7 7.3 2.1
4 プロバスケットボール (Bリーグ) 4.0 4.2 3.7
5 バスケットボール (高校、大学、Wリーグなど) 3.0 2.3 3.7
6 サッカー (高校、大学、JFLなど) 2.7 3.5 2.0
7 マラソン・駅伝 2.6 3.4 1.9
8 バレーボール (高校、大学、Vリーグなど) 2.2 1.0 3.4
9 アマチュア野球 (大学、社会人など) 1.4 1.5 1.3
10 ラグビー 0.9 1.2 0.6

資料:笹川スポーツ財団「12~21歳のスポーツライフに関する調査」2025

 2025年に12~21歳が直接観戦したスポーツをみると、全体では「プロ野球(NPB)」の観戦率が11.3%で最も高く、次いで「高校野球」7.4%、「Jリーグ(J1、J2、J3)」4.7%、「プロバスケットボール(Bリーグ)」4.0%、「バスケットボール(高校、大学、Wリーグなど)」3.0%であった。性別にみると、男女ともに1位は「プロ野球(NPB)」(男子15.3%、女子7.3%)となった。2位以降をみると、男子では「高校野球」8.9%、「Jリーグ(J1、J2、J3)」7.3%、「プロバスケットボール(Bリーグ)」4.2%、「サッカー(高校、大学、JFLなど)」3.5%が続く。女子では「高校野球」5.9%、「プロバスケットボール(Bリーグ)」「バスケットボール(高校、大学、Wリーグなど)」3.7%が続き、男女で上位種目の順位はやや異なる結果となった。

4.テレビやスマートフォンなどのメディアで観戦したスポーツ:全体・性別

表2 テレビやスマートフォンなどのメディアで観戦したスポーツ:全体・性別(複数回答)

(%)

順位 種目 2025
全体 男子 女子
1 プロ野球 (NPB) 30.7 39.0 22.4
2 メジャーリーグ (アメリカ大リーグ) 21.9 30.4 13.4
3 高校野球 21.6 26.3 16.8
4 サッカー日本代表試合 (五輪代表を含む) 20.8 26.8 14.8
5 バレーボール男子日本代表試合 19.6 18.3 20.9
6 マラソン・駅伝 17.3 18.0 16.5
7 バレーボール女子日本代表試合 15.7 11.8 19.6
8 プロバスケットボール (Bリーグ) 12.2 14.6 9.8
9 海外のプロサッカー (ヨーロッパ、南米など) 11.4 18.2 4.6
10 卓球(Tリーグ) 9.9 10.4 9.4

注)メディア:テレビ・スマートフォン・パソコン・タブレットなどによる視聴を含む
資料:笹川スポーツ財団「12~21歳のスポーツライフに関する調査」2025

 テレビやスマートフォンなどのメディアで観戦したスポーツをみると、全体では「プロ野球(NPB)」30.7%が最も高く、次いで「メジャーリーグ(アメリカ大リーグ)」21.9%、「高校野球」21.6%、「サッカー日本代表試合(五輪代表を含む)」20.8%、「バレーボール男子日本代表試合」19.6%であった。性別にみると、男女ともに1位は「プロ野球(NPB)」(男子39.0%、女子22.4%)となった。2位以降をみると、男子では「メジャーリーグ(アメリカ大リーグ)」30.4%、「サッカー日本代表試合(五輪代表を含む)」26.8%、「高校野球」26.3%、「バレーボール男子日本代表試合」18.3%となり、野球とサッカー、そして各種目の日本代表試合が上位を占めている。女子では「バレーボール男子日本代表試合」20.9%、「バレーボール女子日本代表試合」19.6%、「高校野球」16.8%、「マラソン・駅伝」16.5%と続く。多くの種目で男子の観戦率がより高いものの、「バレーボール男子日本代表試合」「バレーボール女子日本代表試合」では女子の観戦率が男子を上回った。

成人が観戦したスポーツ第一位は?スポーツ観戦ランキング

「子ども・青少年のスポーツライフ・データ2025」調査概要

4~11歳のスポーツライフに関する調査 12~21歳のスポーツライフに関する調査
調査対象 母集団 全国の市区町村に在住する4~11歳 全国の市区町村に在住する12~21歳
標本数 2,400人 3,000人
抽出方法 層化二段無作為抽出法
調査方法 訪問留置法による質問紙調査(4~11歳は個別聴取法併用)
調査時期 2025年6月28日~7月23日
有効回収数(率) 1,320(55.0%) 1,438(47.9%)
主な調査項目 運動・スポーツ実施状況、運動・スポーツ施設、スポーツクラブ・運動部、習いごと、スポーツ観戦、スポーツボランティア、好きなスポーツ選手、健康認識・生活習慣、身体活動、個人属性 等
データの使用申請

最新の調査をはじめ、過去のスポーツライフ・データのローデータ(クロス集計結果を含む)を提供しています。

活用例

  1. 政策立案:所属自治体と全国の比較や調査設計に活用(年齢や性別、地域ごとの特徴を把握)
  2. 研究:研究の導入部分の資料や仮説を立てる際に活用(現状の把握、問題提起、仮説、序論)
  3. ビジネス:商品企画や営業の場面で活用(市場調査、データの裏付け、潜在的なニーズの発見)
テーマ

スポーツライフ・データ

キーワード
年度

2025年度

担当研究者